キーワード
・損傷記憶スマートパッチ・アコースティック・エミッション(AE)
・非破壊検査
・センサネットワーク
・構造物ヘルスモニタリング
・RFID
・疲労
損傷記憶スマートパッチの開発
橋梁や船舶、産業機械などの疲労損傷を評価するためのセンサ開発を進めています。既存の疲労センサには、き裂進展挙動の破壊力学的な考察がないこと、構造物の応力を別途測定する必要があることなどの問題点がありました。本研究では、様々な金属箔の疲労試験や、有限要素解析を行うことで、上記の問題を解決した新しい疲労モニタリングの方法を提案しています。またセンサのき裂計測の無線化にも取り組んでいます。センサの構成とき裂進展
構造物診断のための無線センサネットワーク
上記の損傷記憶スマートパッチと合わせて、疲労や腐食など、長期間にわたって進行する損傷劣化のモニタリングを目的にした無線センサネットワークの構築を目指しています。(写真。。)
RFIDタグを利用した電池不要な無線センサ(左)とIEEE 802.15.4を利用した低消費電力センサ(右)